*まず、写真の書いてある言葉を読んでください。
被災者の方が書き、気が付いたらホテルエミナースの館内へ貼ってあったそうです。
読ませて頂いて、こみ上げてくるものがありました。
内司が呼びかけた投稿(文章)を238名の方がシェアしてくださり、それを読んだ先生方・一般の方が全国からご賛同・ご参加して頂きました阿蘇熊本空港ホテルエミナースでのボランティア施術は5月29日を持ちまして終了いたしました。
5月1日から始まり、複数回に渡り全国から有志の先生方が集まり施術をして頂きました。
本当に、有難うございましたm(_ _)m
お陰様で、被災者の方へ大変喜んで頂きました。
人の温かさや繋がりを大きく感じ、感謝の言葉がたくさん溢れてきますm(_ _)m
マトメです。
長くなるので、お時間がある方は読んでください。
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内司が今回の熊本地震で、ボランティアで思った事。
支援やボランティアは、行政レベルから団体・個人レベルまで色々とあります。
行政レベルでは過去の事例から備えは、一応はあります。
しかし、機能しないケースもあったり、団体・個人レベルでは何がどこでどうなっているか?
情報は入りにくいそうです。
団体・個人レベルの支援では、備えはまだ鹿児島県では出来ていない、 ひょっとしたら他の県でも出来ていないかもしれない、と、ある報道関係の方から聞きました。
*統制が取れていない。
*今回のボランティア施術も個人レベル。
また、何か?をしたいエゴ。
必要な場所、必要な物、必要なタイミング、必要な量。
これを、行政や団体・個人でしっかりと解り、どの様なルートで仕分け提供するか?
同じ業種(医療など)が被ってしまい、肝心な被災者の方へかえって混乱や迷惑をかけてしまう。
体は痛い、心が辛い、寝られないなど・・・
医師・看護師・カウンセラー・製薬会社・私達、治療業界など、入れ替わり避難所に入り、対応する。
被災者の方からしてみれば????
有難いけど、ボランティアのエゴで疲れるケースも。
それと、私達が身を置く治療業界は、避難生活が長くになるにつれて必要な支援だと、そのテレビ報道の方が言われました。
そのテレビ報道の方の経験で、鹿児島と宮崎の県境の新燃岳が噴火した時、長い避難所生活で体が痛いと訴える被災者の方が多かった記憶があると言われました。
被災した場所へ何かしたい!
全国の方の多くはそう思ったはずです。
しかし、どの様な形でしたらいいのか?
一般的には物資や義援金ぐらいしか思いつかず、それ以上は何をどうすればいいのか?と、もどかしいです。
現地に行く時間や勇気がない。
行きたくてもルートを知らない。
現地へ行っても、せっかく熊本へ行ったのに、ハイここまでと受け入れてくれなかったなどなど・・・
私は、たまたま避難所になっていたホテルエミナースに同級生がいたから(ルート)、この様なボランティア施術が可能になりました。
そのルートを行政や民間レベルでわかりやすく公開し、必要な場所、必要な物、必要なタイミング、必要な量を解るシステムが必要と話しになりました。
避難所生活は絶えず流動的。
情報も流動的、絶えず更新。
明日は我が身です。
今回の熊本地震は、ボランティア施術は、色々と考えさせられました。
以上、ご報告でしたm(_ _)m